2008年7月27日日曜日

肌の色

人間は肌の色には敏感です。
顔色が悪い、っていう状態は単純に顔の毛細血管でちょっとだけ動脈流が滞っているってだけのことですからね。それでも、人間は肌の色で状態を検知できちゃうわけです。
なので、CGでリアルな画像を作ろうとしても、肌の色がちょっと違うだけで「何か変!」と感じてしまうわけです。

リアルじゃない画像でも同じように「何か変!」があります。



これは、普通にシェーディングしたものです。
顔色悪いですね。

手書きのイラストで色を塗るときなどと、影の付け方が違ってます。
作成は、Metasequoia でモデリングし、Keynote でポーズ付け、Warabi でレンダリングしたものです。

昔のゲームの色塗りはこんな感じですね。
プレステ1や2などでも、顔が黒ずんで見えるわけです。
TVMLプレーヤーもそうですね。

そこで、ちょっと変えてみたのがこれ↓です。



どうですか。
これは肌だけ、別のシェーダーを使ったものです。
他は暗くなるにしたがってだんだん黒に近づいていくのに対し、肌だけだんだん茶色に近づいていくようになってます。
これは、アニメの色塗りでは当たり前に行っているものです。
もちろん、アニメの色塗りでは、スムースシェーディングは使わないんですけど。

Warabiの設定は、こんな感じです。

2008年7月19日土曜日

Google Sketchup でいろいろ

Google Sketchup サクサクと何も考えずに作れます。
適当にいじっていたら、こんなんなりました。



問題は寸法が適当で正確な値が入れられないんですよ。
ヘルプを見ると数値入力もできるように書いてあるんですが、説明のとおりに数値を入力して Enter キーを押しても、ンーともスンとも言わない。
何か間違ってるのかなぁ・・・・。

よー、わからん。

で、メタセコに持っていってレンダリングなんですが、それだけじゃ寂しいので真ん中に素体ちゃん1号(セーラー服版)を配置。



せっかく打ちっぱなしコンクリートのマテリアルで作っても、もっていけないから、白い。

2008年7月16日水曜日

Google Sketchup でTVMLモデルを作る

Google が出している3Dモデルソフト Google Sketchup ですが、これはかなり変わったモデラーです。使い勝手はなかなか不思議な操作なのですが、慣れると建築物を作るにかなり効率がよいようです。
しかし、フリー版のSketchup は Google earth 形式のファイルでしか保存できません。
ところがところが、なぜかプラグインをサポートしていて、そのプラグインで obj ファイルを吐き出せます。なんと太っ腹な・・・・。

ということで、さっそく作ってみました。



作成時間30分くらい。

objファイル出力プラグインはここ

で、さっそくTVML2Player で表示してみる。



とりあえず、なんかでた。

しかしこれ、なぜかマテリアルファイル(.mtl)を作ってくれません。
せっかく壁をペタペタ塗ってもまったく意味がありません。
TVML2Player は、.mtl ファイルのない .obj ファイルだと、なんとフリーズします。
しょうがないので、いったんメタセコに読ませて、マテリアルを塗って再度.objに出力したのでした。

ふ~む。

2008年7月13日日曜日

髪の毛テクスチャ

3Dモデルを作っていたら、どうしても避けれないのが髪の毛のテクスチャ。
なんか、専用の「髪の毛テクスチャメーカー」とかあるんですが、どうも気に入ったテクスチャにならない。

どうしようかなぁと思って、PhotoShop Elements を触っていたら、なんか使えそうな機能を見つけました。

フィルタのなかに、ファイバーというのがあって、これのダイアログの値を調整すると、髪の毛っぽいテクスチャが作れるようです。



こんな感じ。

さて、髪の毛テクスチャには、つやつやした部分が必要です。
これがあるとなしとでは大違い。俗に言う「天使の輪」って奴ですね。
どうも、いろいろと調べてみると、この天使の輪は2つあるみたいです。



光源から直接当たる頭頂部の輪と、いろんな物体から跳ね返って当たる間接光による側面の輪です。
これらを、テクスチャの上に適当に載せ、あと暗いところも書き加えると、完成です。
レイヤーを分けて、ぼかし機能でぼやっとしたものを載せたのが↓これです。



まぁ、それっぽく出来たかなと。

2008年7月10日木曜日

四角いミクを動画にしてみた。

動画にしてみた。


以前、「窓録」という便利なキャプチャーソフトを使ってたんですが、交換したグラボ(Nvidia)との相性が悪いっぽくて、全滅。
いいのが無いかなと思っていたら、外国産にイイのがありました。これ↓。




しかも、ちゃんと日本語化してくれている人もいます。感謝感謝!。

http://nonn-et-twk.net/twk/CamStudio/

なかなかいい感じでキャプチャできました。
※保存ディレクトリに日本語のパスがあると、ちゃんと swf に変換してくれない程度は無問題です!

あと、音入力が起動時かってにマイクにされてしまうのはなぜだろう?


・・・・・アップしてみて驚いた。
なんという汚さ、ひどすぎる。Blogger恐るべし。トホホ。

ネギだ!

5分で作ったネギ。



それにしても、角い!

次は、これを振らせるわけだ。

2008年7月9日水曜日

動かしてみた



何しゃべらせようかなぁ・・・

何するにも、セットが必要だ。
それと小道具。

次はネギか・・・。

それにしても、顔色悪いなぁ。

2008年7月8日火曜日

「初音ミク」作ってみた

TVML用キャラとして、初音ミクを作ってみた。

こんなの。



ちょっと、角いかも。

2008年7月5日土曜日

TVMLの便利ツール

TVMLの番組を作るとき、結局うまくいかなくて、スクリプトをちょっと変更しては実行、の繰り返しになる。
そんなとき、いつも困るのが、長い番組であればあるほど、既に修正する必要がなくなったところを、何回も見る羽目になること。

そのためにTVMLには、skipscript コマンドがあるわけですが、いちいち付け加えるのは面倒。

そこで、こんなツールを作ってみました。
実行したいところだけを、ドラッグして反転させて、[Play Selection]ボタンをクリック。
するとどうでしょう。
あらあら不思議、反転させたコードだけが実行されます。

※ほんとは、単に反転させたところの前後に skipscript コマンドを埋め込んでるだけなんですけどね。



ファイルはここです。(右クリックメニューから「対象をファイルに保存」を選択)
zipを解凍すると exe ファイルがひとつ、ポロっと出てきます。あとは何もありません。
インストールも要りません。適当な場所において実行してみてください。

Windows XP SP3 / Vista で実行の検証済み。
XPの場合は実行に .net framework 2.0 以上が必要です。
あとそれから、もちろん NHK の TVML2 プレーヤーをインストールしてないと動きませんから・・・。