人間は肌の色には敏感です。
顔色が悪い、っていう状態は単純に顔の毛細血管でちょっとだけ動脈流が滞っているってだけのことですからね。それでも、人間は肌の色で状態を検知できちゃうわけです。
なので、CGでリアルな画像を作ろうとしても、肌の色がちょっと違うだけで「何か変!」と感じてしまうわけです。
リアルじゃない画像でも同じように「何か変!」があります。
これは、普通にシェーディングしたものです。
顔色悪いですね。
手書きのイラストで色を塗るときなどと、影の付け方が違ってます。
作成は、Metasequoia でモデリングし、Keynote でポーズ付け、Warabi でレンダリングしたものです。
昔のゲームの色塗りはこんな感じですね。
プレステ1や2などでも、顔が黒ずんで見えるわけです。
TVMLプレーヤーもそうですね。
そこで、ちょっと変えてみたのがこれ↓です。
どうですか。
これは肌だけ、別のシェーダーを使ったものです。
他は暗くなるにしたがってだんだん黒に近づいていくのに対し、肌だけだんだん茶色に近づいていくようになってます。
これは、アニメの色塗りでは当たり前に行っているものです。
もちろん、アニメの色塗りでは、スムースシェーディングは使わないんですけど。
Warabiの設定は、こんな感じです。
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