2017年7月13日木曜日

Illustrator で作った画像を Microsoft Office で使う

Excel や Word, Power Point などの Microsoft Office のベクターデータをAdobe Illustrator で作って持っていこうっていう話。

特にPower Point だといろいろ画像を使うけど、Power Point 自身だとなかなか図が作りずらいし、精密なものは作れない。

ここで使用するのは、Adobe Illustrator CC と Office 2016 の Power Point だ。

いろいろ調べてみると面白いことが分かった。
Adobe Illustrator で  コピー すると、クリップボードに入るのは svg のテキストっぽい。
svg は Scalable Vector Graphics  の略で、W3Cでかなり前に設定された規格だ。
昔は、プラグインがないと表示できなかったのだが、今ではたいていのブラウザで表示可能だ。
なので、Adobe Illustrator で  コピーした図形をテキストファイルとして保存し、拡張子を .svg にすれば、ブラウザでも表示できるのだ。

さて、では実践してみる。
これは、Adobe Illustratorでの画像。
これをCTRL+Cでコピー。
そして、Power Point を開いて、貼り付けだ。貼り付け時には以下の図形のアイコンを選ぶ。
このアイコンが出てこない場合は、Adobe Illustratorに戻って再度コピーする。
最近の Microsoft Office は起動時にクリップボードをなぜかクリアしてしまうのだ。
はい、ちゃんとペーストできました。
微妙に線の太さが変わってしまっているが、Adobe Illustrator 上でコピーするとき、画像が十分な大きさでないと、svg のデータの数値が丸められて画像が荒くなってしまう。
そんなときは、Adobe Illustrator 上でいったん画像を拡大してからコピーするとよい。

こうやっていったん貼り付けてしまうと、あとは編集可能になる。
グループ解除すれば、部品ごとの編集も可能だ。


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